2024年になりました。
Forest Jamも16年目です。ここで敢えて「Forest Jamの投げ銭のこと」を。
ひとつの小さなイベントだし影響力は極小だけど参加者に何かを感じたり体験して頂けたらと続けておりましたがイベントも高齢化が進み、先も見え隠れしておりますし”気持ち”だけではなかなか時間がかかってしまいますのでここに掲載させて頂きます。
アートでは食えない…。
メジャーでなければ食えない…。
メジャーでも売れる商品を作り続けなければ終わりが来る。
そもそも売れる商品ということで制作するのであればアートとは言えなくなるのではないかな。
大きな括りではアートなのかもしれないが、そういうのは置いておいて。
そして個人の価値観の違いとかもあるので、以下はひとつの意見として。
※アーティスト自身を崇拝するということもあるし、一概に作品だけでということではないことも多いですけどね。
※職業ミュージシャンも沢山いますし、音楽=アートという視点ではない人も沢山いるとは思います。
ライブハウスでの入場料、ドームでの入場料、フェスでの入場料。
規模、設備、人件費、開催地、主催者、運営方針、ギャラ、それぞれの思い。世の中の経済状況。
色々な要素で入場料が決まっているはず。
大好きなアーティストだとして、高額な入場料を払って行く人も多いし、そこにその金額は違うんじゃないかと思って行かない人も多い。
※入場料だけで決めるわけではないけど。ここではお金のお話で。
出演者だったり、会場だったり、ドリンクフードだったり、音響だったり、演出だったり、雰囲気だったり、お客さんだったり、いろんな価値が詰まっているイベント。どこにどう感じるかは人それぞれだし。
演奏は最高だけど音が悪いとかライブは普通だったけど会場の雰囲気良くて楽しかったり、ご飯美味しかったり、知らない人と気が合って楽しくなったり、全部が最高だったら最幸だけどなかなか当たらないかもな。
そこで、チケット代が高いと思ったり安いと感じたり思ったりもする。
自由入場料(投げ銭!)後払いもできるシステムだ!
投げ銭=無料と思われがちだし、
入場料を設定しない方が悪いのか?
他の人が払えば自分が払わなくてもバレはしないしイベントは変わらない。
そしてイベントは続かなくなった…。
※当然質が悪かったりすれば続かなくなるのは当たり前なのだが、そうでなければね。
自分が選挙に行っても行かなくてもバレはしないし世の中変わらんだろう。
そして日本はダメになった…。
人生とか世の中とか個人の少しづつの気持ちで色々と成り立っているんじゃないか。
少しづつ変化して歴史が刻まれる。どうせならいい人生だったと思える刻み方ができたらいいなと思ったりする。
「その金額は払えない」「そんな価値はない」「すばらしい!」「そんなに安くていいの?」
世の中や自身の経済状況や色々な事情がそれぞれあるし、価値観も違うし。
難しいとは思いますが金額はご自身で決めてくださればと思います。
音楽はCDも売れないしサブスクもあるし、お金を払いづらい価値観が生まれつつある。
自分の人生での中での肌感覚だが日本ではアートにお金を払うという感覚は薄いと感じている。料金が決まってれば、それが必要なら払うだろうけど。
アートに対する評価として対価を自分で決めて払うという行為が文化となるといいなと思います。
そして入場料があることによって、またそれが見た事も聴いたこともないアーティストだからといって、いい音楽のライブを見逃すのはもったいないと思います。
そしてForest Jamの投げ銭がはじまった。
イベントの質やクオリティ、アーティストの音楽や内容、そこの評価がこれでしたって事なら仕方がないと思っておりますが、「投げ銭=無料」と思っている人が意外に多いようですので敢えて投げ銭への想いを綴らせて頂きました。
ということで、一応ある程度払う前提でご来場頂けたらと思います。
Forest Jamでは投げ銭は全額アーティストへ支払われます。(出演料より多くても)
もしもイベントへ投げ銭したいということがありましたら個別にお申し出ください☺️
ある大好きなアーティストが言っていた。
生活にはお金もかかる。衣食住にも音楽の制作にも楽器や機材、録音やCDやレコードのプレスにもジャケットの制作にも何でも料金は発生している。
それがフリーなら俺もフリーで提供するけど、世の中そうはなっていないのでフリーでは無理だ!
当サイトでも投げ銭可能です。投げ銭というか寄付というか支援というか…
宜しくお願いします!